会社設立によって欠損金を長く繰り越せる

赤字のことを欠損金と呼びますが、これを繰り越せるかどうかはかなり重要です。

事業を始めてから最初の時期は設備投資などでお金を使い、赤字の状態になるのは当然です。

そこから2年目、3年目と業績を上げていき赤字を回収していくような形にしていきます。個人事業主では青色申告をする際に3年間の欠損金の繰越が認められています。

ただ、4年目以降に大きな黒字になった際、赤字分を打ち消すようなことができずに黒字に丸々税金がかかるような形になってしまいます。

会社設立をすることにより、繰越の期間が長くなるため節税につながりやすいです。会社設立をした結果、欠損金の繰越は10年間まで延びます。

以前は9年間となっていましたが、近年の税制改正に伴って緩和されたため、さらに経営がしやすくなりました。欠損金を繰り越すことで1年目に抱えていた赤字を会社が成長して黒字が出れば相殺できます。会社設立をしなければ青色申告で3年分しか繰り越せず、大きな違いになっていきます。相殺することでその分を更なる設備投資や運転資金に応用することができます。

法人税の支払いは結構な金額になるため、少しでも節税できれば最高です。

10年間の中では黒字になる時期もあれば赤字になる時期もあります。その中でうまくやり繰りをしていくことで支払うべき税金の一部を圧縮でき、会社経営に役立てられます。会社設立をするメリットとしてはかなり大きく、労力もさほどかからない節税方法の1つです。

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